20121205

ダブルフェイス プレスリリース・インタビュー3



――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

西島
「羽住組がとにかく素晴らしいというのは耳にしていて、実際に参加させていただいたら本当にすごい組でした。毎日全力疾走で42.195キロを走るような撮影を平然とやり抜いていくスタッフに本当に感動しました。香川さんは現場を盛り上げる方で、初共演でうれしかったのですが、僕は敵対する役なので話をするのはやめておこうと距離を置いていたのですが、香川さんもそれは感じてくださっていました」

香川
「テレビも映画も、台詞や芝居はもちろんですが、その奥の空気を映すものだと信じているので、その空気をどうするかということに興味を持って現場に入っています。その現場を和ませるとか、あそこの空気はこうだっていうのを操りたいと思って入るんですね。だけど今回は、羽住さんを中心としたチームが、プロフェッショナルであると同時に、とても仲が良かったので、そこを考える必要がない。そして西島さんも役に入ろうとされているので、僕も途中からそっちの努力は店じまいして、芝居だけに集中していれば良い非常に楽な現場でした。一つ例を挙げるとすれば、羽住組のスタッフはみんなにあだ名がついているんですが、それは日本では珍しい現場だと思います。しかも、そのあだ名の付け方にとてもセンスがあって、とある制作の男の子はカラアゲっていうあだ名の子がついていて、撮影中に「カラアゲ、そこ見切れてるぞ!」って聞こえてくるんです。現場でカラアゲっていう言葉が出ている限りは黙っていても大丈夫だと思いながら芝居に集中していました」

羽住監督
「現場はすごく充実した日々で、僕はこの作品をやるのであれば西島さんと香川さんの2人を、これまでの中で一番格好良く撮りたいと思いました。本当に現場のスタッフも2人の熱にすごく感動していた。2人に引っ張られて羽住もスタッフもしっかり走り切れたと思います」

(インタビュー終り)

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Collaboration 2012